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子犬の餌の量の計算方法|月齢別の係数と体重別早見表【パピーのご飯量】
🐶 豆知識

子犬の餌の量の計算方法|月齢別の係数と体重別早見表【パピーのご飯量】

「子犬の餌の量って、袋の表を見ればいいの?」
「よく食べるけど、あげすぎていないか不安…」

子犬(パピー)の時期は体を作るために多くのエネルギーが必要で、特に生後4か月頃までは成犬の約1.7倍ものカロリーを使います。一方で、あげすぎは肥満や、特に大型犬では骨・関節への負担につながります。

この記事では、子犬の1日の餌の量を月齢と体重から計算する方法と、すぐに使える早見表を紹介します。

子犬の食事

子犬の餌の量は3ステップで計算できる

子犬でも成犬でも、計算の流れは同じです。違うのは「係数」の大きさだけです。

  1. 安静時エネルギー要求量(RER)を求める:RER = 70 × 体重(kg)の0.75乗
  2. 月齢に応じた係数を掛けて、1日の必要カロリー(DER)を出す
  3. フードのカロリーでグラム数に換算する:1日の量(g)= DER ÷ 100gあたりのカロリー × 100

月齢別の係数

月齢 係数 成犬(去勢済み・普通)との比較
生後4か月未満 RER × 3.0 約1.7倍
生後4〜12か月 RER × 2.0 約1.1倍
1歳以降(成犬) RER × 1.6〜3.0 避妊去勢・活動量で変わる

生後4か月頃までは成長スピードが最も速く、体重あたりで最も多くのエネルギーを使う時期です。その後、成長がゆるやかになるにつれて必要量は成犬に近づいていきます。

大型犬・超大型犬は成長期が長く、1歳半〜2歳頃まで子犬用フードを続けることがあります。また、成長期のカロリー過多は骨や関節のトラブルにつながりやすいため、大型犬の子犬は特に「あげすぎ」に注意し、かかりつけの獣医師と相談しながら量を決めましょう。

子犬の体重別 1日の餌の量 早見表

子犬用フードは成犬用よりカロリーが高めです。ここでは100gあたり380kcalの子犬用ドライフードを使った場合の目安を載せています。

現在の体重 生後4か月未満(×3.0) 生後4〜12か月(×2.0)
1kg 55g(210kcal) 37g(140kcal)
2kg 93g(353kcal) 62g(235kcal)
3kg 126g(479kcal) 84g(319kcal)
4kg 156g(594kcal) 104g(396kcal)
5kg 185g(702kcal) 123g(468kcal)
7kg 238g(904kcal) 159g(602kcal)
10kg 311g(1,181kcal) 207g(787kcal)
15kg 421g(1,601kcal) 281g(1,067kcal)
20kg 523g(1,986kcal) 348g(1,324kcal)

※ 体重は「将来の体重」ではなく今の体重で計算します。
※ フードのカロリーが違う場合はグラム数が変わります。下の計算例を参考にするか、計算ツールを使ってください。

計算例:生後3か月・体重2kgのトイプードル

フードは100gあたり390kcalの子犬用フードとします。

  1. RER = 70 × 20.75 ≒ 118kcal
  2. 生後4か月未満なので係数は3.0 → DER = 118 × 3.0 ≒ 353kcal
  3. 353 ÷ 390 × 100 ≒ 1日91g

1日4回に分けるなら、1回あたり約23gです。

0.75乗の計算は手間がかかるので、DogCalの計算ツールでは誕生日と体重を入れるだけで月齢に応じた係数を自動で選んで計算します。

👉 子犬の誕生日と体重から1日の量を計算する

1日の回数の目安

子犬は胃が小さく、一度にたくさん食べられません。また、超小型犬の子犬は空腹時間が長いと低血糖を起こしやすいため、回数を分けることが大切です。

月齢 1日の回数の目安
生後2〜3か月 4回
生後3〜6か月 3〜4回
生後6か月〜1歳 2〜3回
1歳以降 2回

迎えたばかりの頃は、ブリーダーやペットショップで与えていた回数・フードをしばらく続け、環境に慣れてから少しずつ変えていきましょう。

量を見直すタイミングとチェックポイント

子犬は体重がどんどん増えるため、一度決めた量をそのまま続けると、すぐに足りなくなります。

  • 1〜2週間に1回は体重を量り、そのたびに量を計算し直す
  • 生後4か月を過ぎたら係数を3.0 → 2.0に切り替える
  • うんちがゆるい・量が多いときは、あげすぎのサインのことがある
  • 肋骨が見た目でわかるほど浮いている、または触ってもわからないときは量を見直す(体型の見方はBCSの記事を参考に)

元気がない、食べない、下痢や嘔吐が続くといった場合は、量の問題ではなく体調不良の可能性があります。早めに動物病院を受診してください。

子犬用から成犬用への切り替え

小型犬は生後10か月〜1歳頃、中型犬は1歳頃、大型犬は1歳半〜2歳頃が成犬用フードへの切り替えの目安です。切り替えるときは一度に変えず、1週間ほどかけて少しずつ混ぜる割合を増やします。詳しくは子犬用から成犬用フードへの切り替え方で解説しています。

まとめ

  • 子犬の餌の量は「RER × 月齢の係数」で1日のカロリーを出し、フードのカロリーでグラム数に換算する
  • 係数は生後4か月未満で3.0、4〜12か月で2.0
  • 1〜2週間ごとに体重を量り、そのたびに計算し直す
  • 大型犬の子犬はあげすぎに特に注意し、獣医師と相談する

成犬の量については犬のご飯量 体重別早見表もあわせてご覧ください。

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