人間は冬になると「正月太り」を気にしますが、実はワンちゃんも冬は体重管理が難しい季節です。「寒くて可哀想だから」とご飯を増やしたりしていませんか?
実は、冬の食事量は「飼育環境」によって、増やすべきか減らすべきかが真逆になります。
あなたの愛犬はどちらのタイプ?
| タイプ | 環境 | 冬の対応 |
|---|---|---|
| A:外飼い・寒い部屋 | 外気温に近い場所で過ごす | 食事量を増やす |
| B:暖房ぬくぬく室内犬 | エアコン・床暖房完備の部屋 | 食事量を維持〜減らす |
パターンA:外飼い・寒い部屋にいる犬(→増やす)
犬は恒温動物なので、外気温が下がると体温を38度前後に保つためにエネルギーを燃やします。これを「震え産熱」や「非震え産熱」と言います。
外飼いの犬や、暖房の効いていない部屋にいる犬の場合、冬は基礎代謝が15%〜20%アップすることも。この場合、夏と同じ量しかあげていないと、エネルギー不足で痩せてしまったり、免疫力が落ちて風邪を引きやすくなります。
対策: フードを少し(1割程度)増やして、体重が維持できているか週1回チェックしましょう。
パターンB:暖房ぬくぬくの室内犬(→維持〜減らす)
現代の多くのワンちゃんはこちらでしょう。エアコンや床暖房の効いた快適な部屋(20度以上)で過ごし、散歩の時だけ外に出るパターンです。
この場合、体温維持のためのエネルギー消費は増えません。それどころか、「寒いから散歩を短めに済ませる」「家で丸まって寝ている時間が増える」ことで、消費カロリーは夏より減ってしまいます。
それなのに「冬だから」とご飯を増やすと…当然、冬太りします。
冬の食事管理チェックリスト
月1回、以下をチェックして食事量を微調整しましょう。
- 散歩時間は夏と比べて減っていないか? → 減っていれば食事量を5〜10%減らすことを検討
- 室温は何度か? → 20度以上なら体温維持のカロリーは不要
- 背中の肉付き(BCS)は変わっていないか? → 肋骨が触れにくくなっていたら減量サイン
- 体重の変化は? → 1ヶ月で体重の5%以上の増減があれば要調整
当サイトの計算機で、今の「運動レベル」や「体型」を入力し直してみてください。「意外とあげすぎていた!」という事実に気づくかもしれません。春になって慌ててダイエットしなくて済むように、今のうちから冬のカロリーコントロールを始めましょう。







