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散歩が長い犬と短い犬、ご飯の量はどれくらい違う?「活動係数」で見る適正カロリー

散歩が長い犬と短い犬、ご飯の量はどれくらい違う?「活動係数」で見る適正カロリー

「うちの子は散歩が好きだから、ちょっと多めにあげてもいいかな?」
その「ちょっと」は、数値でいうと具体的に何kcalでしょうか?

犬の必要カロリーを計算する上で、最も個体差が出るのが「活動係数(Activity Factor)」という変数です。この係数を正しく把握しないと、どれだけ正確なフードの量を計算しても意味がありません。

散歩する犬

ライフスタイル別・活動係数の目安

獣医学的には、犬の活動レベルを以下のように分類して計算します。

活動レベル 活動係数 具体的な目安
低活動 1.2〜1.4 散歩は排泄のみ、家でほぼ寝ている
標準活動 1.6 1日1〜2回の適度な散歩、家でもよく動く
高活動 1.8〜2.0 毎日1時間以上の活発な運動、ドッグスポーツなど
使役犬・競技犬 2.0〜5.0 牧羊犬・警察犬・アジリティ競技に出場する犬

同じ10kgでもこれだけ違う!

例えば、体重10kgの去勢済み成犬で計算してみると…

活動レベル 必要カロリー(DER)
低活動 約 470〜530 kcal
標準活動 約 620〜680 kcal
高活動 約 750〜850 kcal

なんと、おにぎり1.5個分以上のカロリー差が出ます。活動的な犬に「標準量」を与えているとどんどん痩せてしまいますし、逆に運動量が少ない犬に多めにあげれば着実に太っていきます。

なぜ「袋の表示」では足りないのか

ドッグフードの計算

フードのパッケージに書いてある給与量は、「標準的な活動量の未去勢・未避妊の成犬」を想定しています。去勢済み・運動量が少ない・シニアという条件が重なるほど、袋の表示より少ない量が適正になってきます。

「うちの子は散歩は長いけど、家では寝てるから…係数は1.5くらい?」
この微調整こそが、手計算では難しいポイントです。

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